一日の疲れを癒すリラックスタイムとして「お風呂で入浴剤」を楽しまれる方も多いのではないでしょうか。

 

しかしエコキュートユーザーの方にとってはお風呂で入浴剤を使用使用するのは要注意です!

 

「エコキュートで入浴剤を使って壊れた」という情報もあるので注意が必要です。

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エコキュートが入浴剤の使用で壊れた!は本当?

 

では、入浴剤の使用でエコキュートが壊れたという情報は本当なのでしょうか。

 

実際の事例としてエコキュートを使用しているお客様から問合せのあった、入浴剤が原因と思われるエコキュートの不具合には、次のようなものがあります。

 

事例1:自動湯はりをした時のお湯が臭い

事例2:湯はりや追い炊きをすると循環口から汚れが出る

事例3:湯はりや追い炊きができない、途中で止まる

事例4:エコキュートの水漏れ

 

上記の内、事例の1から3については、入浴剤による風呂配管の汚れが原因と思われます。

 

入浴剤の入ったお湯で追い炊きや自動湯はりの機能を使うと、入浴剤の成分が入ったお湯が風呂配管内を循環することになります。

 

その為、入浴剤の成分や皮脂など汚れが風呂配管内に蓄積して臭いや汚れの原因となったり、循環アダプターのフィルターの目詰まりを起こして湯張りや追い炊き機能が途中で止まったり、ひどい時には機能自体が全く使えなくなる事があります。

 

また、事例4については必ずしもエコキュートの水漏れが入浴剤の使用が原因とは言い切れません。

 

しかし、入浴剤の成分がエコキュート内部の銅製の配管に付着して局部加熱や腐食を起こして配管に穴が開いたり、配管の継ぎ目部分に使われているパッキンやOリングなどが劣化することで水漏れを起こしたりする可能性があります。

 

ということで、「入浴剤が原因でエコキュートが壊れる」ということが実際に起こりえるといってもいいでしょう。

 

では、エコキュートを使用しているご家庭では、入浴剤を使ったお風呂を楽しむことはできないのでしょうか?

 

エコキュートを守る入浴剤の使い方は?

 

入浴剤の使用がエコキュートに影響するのは「入浴剤の成分が風呂配管を通ってエコキュート内部に循環する場合」です。

 

従って、もともと風呂配管の無い給湯専用タイプのエコキュートについては入浴剤を使用しても問題ありません。

 

入浴剤の使用で故障の可能性があるのは、風呂配管のある「フルオート」タイプのエコキュートになります。

 

ではフルオートタイプのエコキュートでは入浴剤の使用は絶対NGなのか?というとそうではありません。

 

自動保温や追い炊き機能が使えるフルオートタイプのエコキュートで入浴剤を使用する場合には次のようなことに気を付れば、エコキュートを故障から守ることができます。

 

メーカー指定の入浴剤を使う

エコキュートで入浴剤を使う場合は、必ずメーカーが指定(推奨)している入浴剤を使用することが重要です。

 

一口に入浴剤といっても、スーパーやホームセンターなどの売り場に行けば、様々なメーカー、種類の入浴剤が売られていて、好みに応じて好きな入浴剤を楽しめるようになっています。

 

しかし、入浴剤の中には風呂配管やエコキュートの内部を痛めてしまう成分が含まれているものがあります。

 

代表的なものとして各メーカーが挙げているのは、

 

・炭酸ガスを含むもの(発泡させるもの)

・炭酸カルシウムを含むもの(にごり湯状にさせるもの)

・硫黄成分を含むもの

・塩化ナトリウムを含むもの

・薬草やゆずなどの固形成分が含まれるもの

※三菱エコキュートHPより引用

 

これらの成分を含んだ入浴剤はどのメーカーも、エコキュートでの使用を禁止しています。

 

しかし使用したい入浴剤の成分をユーザー側で完全に把握してエコキュートに使えるがどうかを正しく判断することはなかなか困難です。

 

そこでエコキュートを製造しているメーカーは、それぞれ自社のエコキュートで使用できる入浴剤の銘柄を指定しています。

 

メーカーが使用を推奨している入浴剤は、あらかじめメーカーが成分の検証を行い、使用しても問題ないことを確認している物なので、安心して使用することができます。

 

各メーカー共、製品カタログやホームページ等で使用を推奨している入浴剤を確認することができます。

 

また、当サイトでも下記のページでエコキュート各メーカーの入浴剤の対応状況をまとめていますので参考にしていただければと思います。

 

⇒⇒エコキュートに入浴剤は大丈夫?OKなもの、ダメなものをご紹介

 

循環アダプターの掃除

 

浴槽の循環アダプターのフィルター部分は入浴剤などの汚れが付着して目詰まりしやすいのでこまめに掃除しましょう。

 

循環アダプターのフィルターが汚れで目詰まりすると湯張りや追い炊き時にお湯に汚れが浮いたり、目詰まりがひどいと追い炊き機能が働かずエラーが出る場合もあります。

 

循環アダプターのフィルター部分は簡単に取り外すことができるので、網目の部分を水で流したり、汚れがひどい場合はブラシ等でこすって汚れを落とし、常にきれいな状態にしておいてください。

 

配管洗浄機能をこまめに使う

 

入浴剤が原因のエコキュートの不具合は、「入浴剤の成分が風呂配管や機器の内部に残ってしまう」ことで引き起こされます。

 

しかし風呂配管やエコキュート本体の内部はブラシなどを使って直接掃除することはできません。

 

そこで使用するのが、エコキュート本体に搭載されている「配管洗浄機能」です。

 

このエコキュートの「配管洗浄機能」は風呂配管内に残った汚れをキレイに洗浄してくれる機能です。

 

風呂リモコンのボタン操作で、循環アダプターから~6リットル程度の水が出て風呂配管内部の汚れを浴槽側に押し流してくれます。

 

配管洗浄機能をこまめに(できればお風呂の排水時には必ず)使用することで風呂配管内に入浴剤の成分を残さず清潔に保つことができます。

 

配管洗浄機能は風呂リモコンのボタンを押すことでも使用することもできますが、配管洗浄機能を「自動」に設定しておけば、毎回お風呂の残り湯を排水するとボタン操作なしで自動で配管洗浄を行ってくれるので、洗浄し忘れを防ぐことができ便利です。

 

自動配管洗浄の機能がついているエコキュートをお使いの方は、設定を確認してみてください。

 

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循環洗浄を行う

 

配管洗浄機能には、もう一つ「循環洗浄」という機能があります。

 

循環洗浄機能は、配管洗浄剤を使用して洗浄成分の入った水を風呂配管内に循環させて汚れを落とす方法です。

 

循環洗浄のやり方は、風呂の残り湯に配管洗浄剤を入れ、一定時間循環させて風呂配管内を洗浄します。そうすると、下の画像のようにふろ配管内の汚れが落とされ、浴槽に浮かんできます。

 

 

循環洗浄が終了したら汚れが出た水を排水し、もう一度新たに浴槽に水を張って再度循環させることで、風呂配管内に残った洗剤の成分をすすぎます。

 

この循環洗浄は風呂配管の汚れがひどい場合や、普段の配管洗浄で取り切れない汚れを洗浄するために定期的に行うメンテナンスとして効果的です。

 

循環洗浄の詳しい操作方法はメーカーや機種によって異なりますので、お手持ちの取扱説明書をご覧になり、指示に従って行ってください。

 

循環洗浄は時間をかけると効果的

 

某エコキュートメーカーのメンテナンスの方に聞いたところによると、循環洗浄は時間をかけるほど洗浄効果があるそうです。

 

せっかく循環洗浄をしていても30分や1時間程度で「もういいだろう」と洗浄をやめてしまう方が多いそうです。

 

洗浄時間が短いと、配管についた入浴剤の成分が落ち切らずに蓄積されてしまい、臭いや汚れ、ひどくなると機器の故障につながる可能性があります。

 

循環洗浄は途中で切らずに自動で切れるまで(三菱エコキュートの場合は6時間)作動させておくといいそうです。

 

家族全員がお風呂に入った後の残り湯に配管洗浄剤を入れて夜の間に循環洗浄をしておき、翌朝すすぎの循環洗浄をするとより効果的に風呂配管の洗浄を行うことができます。

 

まとめ

 

エコキュートが入浴剤の使用で壊れる可能性は確かにありますが、正しい使い方とメンテナンスを行えばエコキュートでも入浴剤を楽しむことができます。

 

エコキュートで入浴剤を使う際に注意するポイントをまとめると、

 

・必ずメーカーが推奨する入浴剤を使用する

・配管洗浄機能は自動をオンにしておく

・循環アダプターをこまめに清掃する

・循環洗浄で定期的にメンテナンスする

 

以上を守ればエコキュートでも安心して入浴剤を使うことができます。

 

エコキュートユーザーの皆さんも、入浴剤を正しく使ってよりお風呂を楽しんでみてはいかがでしょう。

 

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