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エコキュートの価格、三菱の相場や製品の特長は?

エコキュート

 

三菱エコキュートは豊富なラインナップや充実した機能で数あるエコキュートメーカーの中でも人気があります。

 

このページでは三菱エコキュートの価格の相場やラインナップ、三菱製品の特長など、エコキュート選びの参考にしていただきたい情報をご紹介します。

 

三菱エコキュートは業界第2位の人気商品

 

エコキュートを製造・販売している主要メーカーは6社(パナソニック・三菱電機・ダイキン工業・コロナ・東芝キャリア・コロナ)あり、この6社で国内のシェアの約9割を占めています。

 

その中でも三菱エコキュートは業界第2位のシェアを誇る人気商品になります。

 

リフォーム産業新聞のデータによると、第1位はパナソニックで市場シェアの30%で、三菱エコキュートはそれに次ぐ25%のシェアを占めています。

 

三菱電機というメーカーの知名度の高さに加え、三菱エコキュートはTVCMに女優の杏さんを起用するなどメディアの露出も多く、一般の認知度が極めて高く人気のある商品となっています。

 

三菱エコキュートの製品の特長は?

 

豊富なラインナップ

 

三菱エコキュートは商品のラインナップがとても豊富で様々な選択肢があります。

 

最上級機種のP(プレミアム)シリーズをはじめ、機能充実のSシリーズ、スタンダードでリーズナブルなAシリーズのグレードが選べます。

 

タンク容量は最も大きな550ℓの大容量タイプからコンパクトで少人数でもムダのない180ℓタイプまでがラインナップされていて、使用する人数や家族構成に応じて最も適した容量のものを選ぶことができます。

 

また機能面では、お湯張りから自動保温、自動足し湯まで行える「フルオートタイプ」から、お湯張り、さし湯ができる「エコオートタイプ」、蛇口からの給湯のみを行うシンプルな「給湯専用タイプ」まで、必要とする機能に応じて選ぶことができます。

 

 

※三菱エコキュートカタログより引用

 

ただ1つ三菱エコキュートで残念なのは、「井戸水対応」の機種がないことです。井戸水対応モデルのエコキュートがあるメーカーはダイキン、日立、長府製作所になります。

 

三菱独自のマイクロナノバブル技術

 

 

三菱エコキュートの特徴的な機能としてマイクロナノバブル技術を生かした「バブルおそうじ」「ホットあわー」があります。

 

「バブルおそうじ」は微細な泡「マイクロナノバブル」でお風呂の配管を自動洗浄してくれる機能。

 

※三菱エコキュートカタログより引用

 

わずか0.1mmのマイクロナノバブルが配管内に溜まりやすい皮脂などの汚れを強力に吸着し洗剤を使うことなく自動洗浄してくれます。

 

洗浄は面倒な操作は必要なく、毎日入浴後にお風呂の栓を抜くだけの簡単操作。洗剤を使わないので洗剤残りの心配もなくお風呂の配管を清潔に保ってくれる機能です。

 

マイクロナノバブルのもうひとつの機能、「ホットあわー」は、プレミアムシリーズなどの上位モデルに搭載されている快適機能で、入浴中に約0.01mmの泡を発生させ全身を心地よく包み込んでくれます。

 

 

この「ホットあわー」のお風呂には、湯冷めしにくく、湯上り後のお肌の乾燥を防いでうるおいを保つ効果があります。

 

残り湯の熱を逃さないホットりたーん

 

「ホットりたーん」はお風呂の残り湯の熱を有効活用してくれる三菱エコキュートの新機能です。

 

 

これまで捨てていた入浴後のお風呂の残り湯の熱をボタンひとつで回収し、熱交換で貯湯タンク内の冷たい水を温めます。

 

残り湯の熱を再利用することで、夜間の沸き上げに必要なエネルギーを節約してくれます。

 

三菱エコキュートのグレード別の機能の違いと価格は?

 

先ほども述べましたが、三菱エコキュートには、「Pシリーズ」「Sシリーズ」「Aシリーズ」の3つのグレードがあり、価格や求める快適性によってエコキュートを選ぶことができます。

 

三菱の独自機能を全て楽しめるPシリーズ

 

三菱エコキュートの独自機能を全て使いたいという方には最上位グレードの「P(プレミアム)シリーズ」がおススメです。

 

先ほどご紹介した三菱独自の快適機能である「バブルおそうじ」、「ホットあわー」、「ホットりたーん(550L以外)」が全て搭載されているのが特徴です。

 

特に「ホットあわー」機能が使えるのはこのPシリーズだけで、Pシリーズの独自の機能となっています。

 

P(プレミアム)シリーズの価格は?

 

Pシリーズは三菱エコキュートの最上位グレードなので価格も他の機種に比べて高い設定になっています。

 

ネットで「標準工事費込みの価格」を調べてみたところ、標準的な370Lタイプの「SRT-P374B(本体カタログ価格880,000円)」で、50万円前後が相場のようです。

 

一例

 

 

但し、ホットあわーの機能を使うためには既存の循環アダプターから専用の浴槽アダプターに交換する必要があるのでその分は工事費込みの中には含まれていない場合が多く、その分の工事費用は追加になります。(約25,000円~)

 

機能と価格のバランスがいいSシリーズ

 

Sシリーズだと「ホットあわー」はついていないものの、人気のある「バブルおそうじ」が標準装備となっていて、必要に応じて「ホットりたーん」が選べます。

 

「バブルおそうじ」機能は普通の浴槽アダプターで使えるので、すでに一口タイプの追い炊き配管がある家ならそのまま追加工事無しで取り付けができる場合が多いです。

 

ネットでの「工事費込み価格」は、370Lで「バブルおそうじ」「ホットりたーん」付きの「SRT-S374(本体カタログ価格840,000円)」で、35万円前後で取付ができます。

 

一例

 

 

Sシリーズだと、薄型タイプの「SRT-S374UZ(本体カタログ価格960,000円)」が選べるので、設置場所が狭く通常の角形タイプが置けないご家庭でも「バブルおそうじ」付きのエコキュートを選ぶことができます。

 

一例

 

 

リーズナブルながら基本性能はしっかりのAシリーズ

 

「バブルおそうじ」や「ホットりたーん」などの特別な機能は別に必要ないという方ならリーズなぶるな「Aシリーズ」から最適な機種を選ぶことができます。

 

P・Sシリーズは全ての機種が自動保温や追い炊き機能が付いた「フルオートタイプ」ですがAシリーズなら、お湯張りやさし湯のみのシンプルな「エコオート」や蛇口からの給湯のみのさらにシンプルな「給湯専用タイプ」が選べます。

 

Aシリーズのネットでの「工事費込み価格」はフルオートタイプの「SRT-W374(本体カタログ価格790,000円)」で、30万円台前半から設置ができます。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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最もシンプルな給湯専用タイプ「SRT-N374(本体カタログ価格685,000円)」だと、こちらも30万円台前半が「工事費込み価格」になります。

 

一例

 

 

三菱エコキュートの価格、最もお得なのは?

 

ネットでの各シリーズの価格を見てみましたが、P(プレミアム)シリーズは機能が充実している分本体価格も高めなので「工事費込み」の価格でも一番高くなっています。

 

しかし、SシリーズとAシリーズではカタログ本体価格の差ほど、工事費込み価格にあまり差がない印象がします。

 

追加工事の有無など設置する現場によって違いがあるので一概には言えませんが、すでに追い炊き配管があってフルオートの機種を選択するのであれば、Aシリーズを選ぶよりは「バブルおそうじ」が付いていて「工事費込み価格」にあまり差がないSシリーズを選ぶ方がお得ではないでしょうか。

 

町の工事業者さんに依頼する場合は今回ご紹介したネットの価格よりは割高になると思われます。

 

必ず複数の業者さんに見積もりをしてもらって、適正な価格を把握したうえで購入することをおススメします。

 

まとめ

 

私たちユーザーがエコキュートのメーカーを選ぶには、価格はもちろんですがどれだけ魅力のある機能がついているのかもメーカーを選ぶ上で大きなポイントになります。

 

三菱エコキュートで言うと「バブルおそうじ」や「ホットあわー」、「ホットりたーん」などが魅力のある三菱独自の機能になります。

 

ただし機能が充実すればするほど、その分価格も上がりますので予算と欲しい機能のバランスを考えて最適なエコキュートを選びたいものです。

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