電気温水器は夜間の割安な電力を使ってお湯を沸かす給湯器で広く利用されていますが、電気温水器を新規に取り付けたり、既存の電気温水器を交換するのにはどのくらいの費用が書かかるのでしょうか?

 

このページでは、電気温水器を新たに取り付けたい、または電気温水器を既にお使いで古くなった電気温水器を新しいものに交換したいという方に、電気温水器の価格や工事の内容、工事費込みではいくらぐらいになるのかをご紹介したいと思います。

 

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電気温水器の工事の内容は?

 

電気温水器の取付工事は、ガス給湯器や石油給湯器から切り替えて新規に設置する場合と、電気温水器を既に使用していて新しいものに交換する場合とで工事の内容が変わってきます。

 

また、給湯専用の機種から追い炊きや自動湯張り機能などがついた機種に変更する場合にも追加の工事が必要になります。

 

ネットなどで調べると電気温水器の価格を「標準工事費込み」で表示して販売している業者さんが多いのですが、この「工事費込み」とはどんな内容の工事なんでしょうか。

 

一般に電気温水器の取付には、以下のような工事が必要になります。

 

・基礎工事

 

 

電気温水器の取付は大型の貯湯タンクを設置するため、しっかりとしたコンクリートの土台が必要です。

 

基礎工事については、ガスや石油からの切り替えの場合には基本的には必要な工事です。但しアンカー固定ができるしっかりしたコンクリート土間がある場合や、電気温水器からの交換で既存のコンクリート基礎が使えるようなら必要はないでしょう。

 

基礎工事は現場によって必要・不要が分かれるため、標準工事に含まれない場合が多いようです。

 

・既存の給湯器の撤去処分費用

 

新しい電気温水器を設置するには、古い既存の給湯器を撤去・処分する必要があります。

 

ガスや石油給湯器からの交換の場合は、撤去処分費は標準工事に含まれることが多いのですが、電気温水器からの交換の場合は、既存のものも大型なので、別途処分費が必要になることがあります。

 

・給水・給湯配管の繋ぎ込み

 

 

給水・給湯配管は基本的には既存の配管を利用し、新しい電気温水器と配管とを接続することになります。

 

電気温水器の設置場所が今までの給湯器と同じ場所の場合は、標準工事の範囲内ですが、設置場所が大きく異なり、配管の延長が必要な場合には、別途費用が掛かることがあります。

 

・追い炊き配管の繋ぎ込み

 

標準工事だと追い炊き配管(循環アダプターや循環配管)は既存のものを使用する業者が多く、新しく交換する場合は別料金になります。

 

また、給湯専用タイプからフルオートタイプに変更する場合には新規に追い炊き配管を設ける必要があるのでその分費用が掛かります。

 

・リモコンの設置費用

 

リモコンの設置は、既存の電気温水器がリモコンを使うタイプならリモコン本体の交換のみで標準工事に含まれることが多いです。リモコンレスのタイプだと、新規にリモコン線を通す必要がありその分費用が掛かります。

 

・電気工事

 

 

電気温水器は200V電源が必要なため、専用回路の配線工事が必要になります。

 

新規に取付をする場合には必ず必要な工事なので標準工事に含まれることが多いです。

 

また、電気温水器の交換の場合には既存の配線を使用できるので基本的には必要ありませんが、「8時間通電タイプ」から「時間帯別対応」のものに交換する場合などにはタイムスイッチの撤去などの工事が必要になります。

 

・電力契約の申請費用

 

ガスや石油から電気温水器にする場合には、電力契約の申請が必要です。電気温水器からの交換の場合は同じタイプのものへの交換なら申請は必要ありません。但し「8時間通電タイプ」から「時間帯別対応」のものに交換する場合には電力契約のプランを変更する必要があります。

 

以上のように電気温水器の取付に必要な工事の内容は、設置場所の状況やどのようなタイプの電気温水器を取り付けるのかで変わってきます。

 

まずは設置業者さんに現場を確認してもらい、どんな工事が必要なのかを確認してもらい費用を見積もりしてもらいましょう。

 

電気温水器の工事費込みの価格は?

 

では電気温水器の設置には工事費込みでどのくらいの費用が必要になるのでしょうか?

 

最もシンプルな給湯専用タイプでマイコン丸型のものだと、

 

電気温水器本体価格が15万円程度+標準取付工事費8~10万円程度=工事費込み23~25万円程度が相場だといえます。

 

また、お湯張りや追い炊きができるフルオートタイプの場合は、

 

電気温水器本体価格が25万円程度+標準取付工事費8~10万円程度=工事費込み33~35万円程度が相場ではないでしょうか。

 

こちらは最も標準的な370L(4人~5人家族用)の価格です。もちろん地域差などもあるでしょうが大体こんな感じで、あとはタンクの容量や機種のグレード、必要な工事の内容によって価格は上下します。

 

業者さんによって標準工事に含まれる内容は異なりますが、一般的には、

 

・既存の給湯器の撤去処分費用(大型のものは別途の場合が多い)

・給水・給湯配管の繋ぎ込み

・追い炊き配管の繋ぎ込み

・リモコンの設置費用

・電気工事

・電力契約の申請費用

 

このくらいを標準工事としている業者さんが多いようです。

 

標準工事は基本「既存の配管を利用する」のが前提となりますので、配管を大幅に延長したり、追い炊き配管やリモコン線を新たに引き直したりする場合には別途料金が掛かります。

 

また、電気温水器を搬入するのに人数が必要だったり、クレーンなどの特殊搬入が必要な場合もやはり別途料金になります。

 

一口に「電気温水器を設置する」と言っても設置条件は各家庭ごとに異なり、必要な工事も変わってきます。

 

「標準工事費のみで設置できると思っていたのが後から追加工事が発生して思わぬ費用が掛かってしまった・・・」ということが無いように、必ず工事の契約をする前には実際に現場を見てもらい、どんな工事が必要なのかをあらかじめ確認してください。

 

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取り付けるなら電気温水器よりもエコキュートがお得!

 

電気温水器の設置をお考えなら、電気温水器よりもエコで電気代が安いエコキュートを選ぶのも選択肢の一つです。

 

エコキュートは電気温水器の一種ですが、お湯を沸かす仕組みが異なり、従来型のヒーターを使ってお湯を沸かす電気温水器に対して、空気中の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。

 

エコキュートはお湯を沸かすのに電気を補助的にしか使用しないので、電気の消費量が少なくお得にお湯を使うことができます。(エコキュートの電気代は電気温水器の約1/3程度と言われています)

 

エコキュートは機械本体の価格が電気温水器よりも割高になってしまいますが、毎月の電気代を節約できます。

 

給湯器は10年以上使用するものなので、長い目でみれば初期投資を十分回収できるメリットがあります。

 

※エコキュートも近年普及が進んで価格が下がり、電気温水器との価格差も少なくなっています。エコキュートの「工事費込み価格」については、姉妹サイト「エコキュートライフ!」メーカー別・機種別の相場価格をご紹介していますので、参考にしていただければと思います。

 

三菱エコキュート相場価格

パナソニックエコキュート相場価格

日立エコキュート相場価格

コロナエコキュート相場価格

 

従来の電力契約を継続するなら電気温水器がお得な場合も?!

 

ただし、現在電気温水器をお使いで、電気温水器を含めた電気の使用量が少ない、一人暮らしや家族の人数が少なくお湯の使用量が少ない場合などは一概にエコキュートに交換したほうがお得だとは言えないケースがあります。

 

例えば8時間通電タイプの電気温水器を使用しているご家庭だと、現在では新規契約できないお得なプランで契約している場合があり、従来型の電気温水器に交換してそのプランを継続したほうが電気代が安くつくこともあるからです。

 

エコキュートに交換してしまうと新たにエコキュート向けの電力プランに変更する必要があり、一度変更してしまうと元のプランに戻すことはできません。

 

もしエコキュートに変更したほうがいいのか従来の電気温水器のままの方がいいのか判断が付かない場合は、まずは現在の電気の使用状況を把握して、お使いの電力会社に電力プランについて相談、シュミレーションしてもらうことをおススメします。

 

まとめ

 

電気温水器の取付・交換をご検討の方には電気温水器本体の価格はもちろんですが、工事費も大事です。

 

電気温水器の取付工事はガスや石油給湯器の取付に比べて大掛かりになりますので、電気温水器の取付を検討する場合には、本体の価格に加えて工事の内容や工事費がいくらぐらいになるかは大事な要素になります。

 

電気温水器の価格を「工事費込み」で提示している業者さんは多いですが、どこまでの工事が「工事費込み」になっているのかを必ず確認することが大切です。

 

工事の内容は現場によって様々で、業者さんの決めたいわゆる「標準工事」の内容では収まらない場合もありますので、まずは実際に現場を確認してもらい見積もりをしてもらうことが絶対に必要です。

 

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