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お風呂のリフォーム、期間はどれくらいかかる?

 

古くなったお風呂を新しくする、より快適なお風呂にするということで、お風呂のリフォームを考えられている方も多いと思います。

 

そこで気になるのが、「お風呂のリフォームにかかる期間はどれくらいなのか?」ということ。

 

リフォーム期間中は自宅のお風呂を使うことができず不便な生活を強いられるので、気になるところですね。

 

そこでこのページではお風呂のリフォームにかかる工期がどれくらいなのか?について解説します。

 

また、お風呂リフォームの工事とはどんなことをするのか?その工事の内容や流れお風呂リフォームをスムーズに進めるための注意点なども合わせてご紹介したいと思います。

 

お風呂リフォームにかかる期間や工事の内容や流れは?

 

 

一口に「お風呂のリフォーム」といってもリフォームする既存のお風呂が「タイル風呂(在来浴室)」なのか「ユニットバス」によって工事の内容が違い、かかる期間も変わってきます。

 

在来浴室(タイル風呂)のリフォームにかかる期間、工事の内容は?

 

昔ながらのタイル風呂(在来浴室)からユニットバスにリフォームする工事の内容、流れは次のようになります。

 

タイル風呂からユニットバスの場合

1.養生作業、既存タイル風呂の解体

2.排水配管立ち上げ、給水・給湯配管、電気配線

3.土間コンクリート基礎工事

4.ユニットバス搬入、組立工事、配管・配線の繋ぎ込み

5.大工・内装工事

6.養生撤去、清掃の上引き渡し

 

タイル風呂からユニットバスへのリフォームの場合、既存の浴槽や壁を解体し、ユニットバスを置くための基礎となる土間コンクリート打ちをして、その後ユニットバスを組み立てるという手順になります。

 

 

長く使ったタイル風呂の場合、上記のように土台や壁の木部に水分が侵入し腐敗していることも多いので、その部分の補修に時間が掛かる場合があります。

 

また、季節やお住いの地域によっては土間コンクリートが乾燥し十分な強度になるまでに時間が掛かることもあり、その場合にはコンクリート打ちからユニットバス組み立てまでに数日置くこともあります。

 

その他、業者によっては不測の事態を想定して予備日を設ける場合もあり、それらを考慮すると、タイル風呂からユニットバスへのリフォームにかかる期間はだいたい6日~10日程度というのが平均的な期間となります。

 

ユニットバスのリフォームにかかる期間・工事の内容は?

 

次にユニットバスからユニットバスへのリフォーム工事の具体的な工事の内容・流れは次のような感じになります。

 

ユニットバスからユニットバスの場合

1.養生作業、既存ユニットバスの解体

2.排水配管立ち上げ、給水・給湯配管、電気配線

3.ユニットバス搬入、組立工事、配管・配線の繋ぎ込み

4.大工・内装工事

5.養生撤去、清掃の上引き渡し

 

タイル風呂からのリフォームと比べると基礎工事が必要ない分、かかる期間は短めとなっています。

 

しかしユニットバスからユニットバスの場合でも、解体してみて補修の必要箇所が見つかったり、予備日を入れたりするとなると、リフォームにかかる期間は大体4~6日は見ておいた方がいいでしょう。

 

お風呂リフォームにかかる期間は前後する?!

 

お風呂のリフォームには様々な業者が関係してきます。水道業者、電気業者、大工、内装業者等々・・・

 

おそらく、全てを自社で行うリフォーム業者は稀で、ほとんどの業者が一部あるいは大半を外注業者との協力でお風呂リフォームを行っているのがほとんどではないでしょうか。

 

その場合、業者間の手配の関係で工期に遅れが出る場合が往々にしてあります。

 

特に年末年始、お盆前などは繁忙期にあたり、職人さんの数が足りないことがあります。

 

できれば繁忙期は避けて職人さんの手配がスムーズにできる時期を選ぶなど、着工から完成まで余裕を持ったスケジュールが組める時期を選ぶことをおススメします。

 

お風呂リフォーム工事の注意点は?

 

お風呂のリフォームはお家にとっては一大イベントです。お風呂のリフォームをスムーズに行うには事前の下調べや準備が大切になります。リフォームで失敗しないための注意点を以下にまとめました。

 

事前の打ち合わせは十分に行う

 

工事が進んで具体的な形になってくると、最初のイメージと違っていたり、追加したいことが出てきたりと、途中で内容を変更したくなりがちです。

 

しかしリフォームの途中で追加工事や商品の変更などが生じると、工程の変更や商品の再手配などが必要になり、工期の遅れにつながってしまいます。

 

そうならないために、リフォーム工事着工前の業者との打ち合わせは十分に行い、途中で変更にならないよう完成時のイメージを事前にしっかりと固めておきましょう。

 

打ち合わせや見積もりを面倒くさがらず、ユーザーの要望をしっかりと聞いてくれる業者を選ぶことが重要です。

 

また、システムバスを選ぶ際にはカタログだけでは判断せず、メーカーのショールームで実際の浴室の感じを見ておくといいでしょう。

 

 

浴槽の質感や浴室の壁の色合い、水栓器具の使い勝手などカタログの写真では分かりにくいところも実物を見ることで確認することができます。

 

できればリフォーム業者の担当者に同行してもらい、一緒に商品を選ぶことができれば理想的です。

 

近隣住民へのあいさつを済ませておく

 

お風呂リフォームに限った話ではないですが、リフォーム工事では作業中に大きな音が出る場面が多くあります。

 

特に既存のお風呂の解体時には大きな音が出るので、お隣さんなどご近所への配慮が必要です。

 

また、工事期間中はいろいろな工事業者さんが車で出入りするので、駐車スペースの確保も必要になります。

 

場合によっては駐車場をお借りするなどご近所の方に協力をお願いしなければならないかもしれません。

 

お風呂リフォーム工事着工前には必ずご近所へのあいさつ、工事への協力のお願いをしておきましょう。

 

当然のマナーですし、事前に一声かけておくことが無用なご近所トラブルを未然に防ぐことにつながります。

 

近所の銭湯などの情報を調べておく

 

お風呂リフォームの期間中は当然のことながら、お風呂を使うことができません。

 

先ほど紹介した通り、タイル風呂からのリフォームの場合、最短でも6日程度、ユニットバスからでも最短4日ほどは自宅のお風呂が使えないのですから、その間にお風呂を利用できる施設をあらかじめ見つけておきましょう。

 

工程表をもらう

 

リフォーム工事中は、工程を把握することが工事をスムーズに進める上で大切になります。

 

見積の金額と完成予定日だけしか知らず、工程を把握していないと、

 

・工事予定日に業者が行くと、お客さんが留守で業者が外で待ちぼうけ。

・お客さんが工事に来ると思って外出せず一日待っていたがその日は予備日で工事に来なかった・・・。

 

こんな冗談みたいなトラブルが実際に起こっています。

 

そうならないためにも必ず業者から工程表をもらい、工程を把握しておきましょう。

 

【工程表の一例】

 

業者が作成している工程表には、リフォーム工事の着工から完成までに「いつ、どんな工事を行うのか」が詳細に記載されていて工事の流れを把握できるようになっています。

 

毎日の工事の進捗状況を工程表を見ながら確認し、担当者との連絡をこまめにとるよう心がけましょう。

 

まとめ

 

ご紹介したように、お風呂のリフォーム工事は期間を要するものであり、その間はお風呂が使えない、騒音がするなど日常生活に不便が生じることは避けられません。

 

だからこそ、工事がスムーズに進むようにご近所への配慮や業者との連絡をしっかり取るなど、ユーザー側でできることはしっかりとやっておくことが大事です。

 

そしてお風呂リフォームに失敗して後悔しないためには、しっかりとした業者選びが大切です。

 

必ず複数の業者から見積もりをとり、話を聞くようにしましょう。

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