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シャワーの水圧を強くする方法!止水栓の調整以外に自分でできます!

毎日使うお風呂に関する不満で意外に多いのが「シャワーの水圧が弱い」「以前に比べてシャワーの水圧が弱くなった」というもの。気持ちのいいシャワーも勢いが弱いとがっかりしてしまいますよね。何とかシャワーの水圧を強くする方法はないのでしょうか?

 

今回はシャワーの水圧が弱い原因や対策についてまとめてみました。止水栓の調整やそれ以外にも今すぐ自分でできる方法もありますので是非参考にしていただければと思います。

 

シャワーの水圧が弱い原因は?

 

気持ちよくシャワーを浴びるには水圧はとても重要!勢いのないシャワーだと気持ちよさも半減してしまいます。

 

なぜシャワーの水圧が弱い(弱くなった)のか?その原因には下記のようにいろいろなものがあります。

 

シャワーの水圧が弱い原因

・給湯器の能力不足

・貯湯式の給湯器である

・シャワーヘッドの問題

・止水栓が閉まっている

 

給湯器の能力不足

 

例えば、シャワーを使っていて同時に台所や洗面所でお湯を使った時にシャワーの水圧が弱くなる場合は、「給湯器の能力不足」が考えらえます。

 

給湯器はお湯の供給能力「出湯出力」によって大きさが決められていて、石油給湯器では「kw(kcal/h)」、ガス給湯器では「号数」で表されます。

 

石油給湯器だと1人~2人家族だと普及型の「3万キロタイプ」4人家族以上でハイパワーの「4万キロタイプ」という風に使用人数によって用途が分けられています。

 

またガス給湯器の「号数」は「水温25℃のお湯を1分間に出せる能力」を示していて、16号は「1分間に25℃のお湯を16リットル」、24号だと「24リットル」供給できることを意味しています。

 

つまり、この給湯器の能力よりも使用する家族の人数が多いと、お湯を同時使用する場面が多くなり、その際にシャワーの水圧が一時的に弱くなることになるのです。

 

シャワーの水圧が弱い原因が給湯器の能力不足の場合には、シャワーを使用している時に台所や洗面所などのお湯の同時使用を避けるか、給湯器自体を能力の大きいものに交換するしかありません。

 

貯湯式の給湯器である

 

給湯器には水道からの水を瞬間的にお湯にする「直圧式」と給湯器の内部にタンクを持つ「貯湯式」があり、貯湯式の給湯器を使用している場合、シャワーの水圧が弱くなることがあります。

 

その理由としては、直圧式の給湯器は「水道の圧力=お湯の圧力」になりますが、貯湯式の場合はタンクを保護するために減圧弁という部品がついていて水道の圧力を減圧している為、「水道の圧力>お湯の圧力」となるためです。

 

では、シャワーの水圧を強くするために、単純に直圧式の給湯器に交換すればいいのかというと、貯湯式の給湯器を使っている家庭に直圧式の給湯器を使用すると、既存の配管に過大に水圧がかかって水漏れを起こすことがあります。

 

特に古いお家は給湯器の配管も老朽化していることがあるので、貯湯式から直圧式の給湯器への変更には注意が必要です。

 

最近では貯湯式の給湯器でも出湯圧力を上げた「高圧力タイプ」が出ているのでそちらを利用する方法もありますが、それでも水圧が上がることには変わりはありませんので、既存の配管の状態を確認し、施工業者に相談してからのほうがいいでしょう。

 

既存の貯湯式給湯器のままでシャワーの水圧を上げるには、給湯器のリモコンで給湯温度を上げ、混合栓側の設定で水を多く出すことで、最終的なお湯の量を増やして圧力を強くできる場合があります。

 

シャワーヘッドの問題

 

シャワーの水圧が弱い、出が悪い原因としてシャワーヘッドの目詰まりやシャワーヘッド内のフィルターが目詰まりしているケースがあります。

 

シャワーヘッドをホースから取り外し、根元に入っているフィルターを歯ブラシ等でこするときれいに目詰まりが解消されます。

 

シャワー部分の目詰まりは歯ブラシに中性洗剤を付けてこすったり、汚れでふさがった穴を爪楊枝などで広げてやることで汚れを落とすことができます。

 

但し、長期間使ったシャワーヘッドだと、水道水に含まれるカルシウム分が固着したりカビが生えたりしてなかなかきれいにならない場合もあります。

 

最近では、交換用のシャワーヘッドが数多く販売されていて、中にはマッサージ機能や手元ストップ、マイクロナノバブルや塩素除去機能など様々な機能が付いたものがあります。

 

快適なシャワータイムを楽しむという意味でも掃除をするタイミングでシャワーヘッドを新しいものに交換するのも一つの方法です。

 

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また、もともと水道の水圧が弱い場合や、2階のシャワーでどうしても水圧が上がらない場合は、市販の「低水圧用シャワーヘッド」を試してみるといいでしょう。

 

低水圧用シャワーヘッドはホースの先を絞って勢いよく水を出すのと同じ原理で、シャワーから出る水の量を制限することでシャワーの勢いを出す仕組みになっていますので、節水の効果もあります。

 

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シャワーヘッドの交換はほとんどのものが手でひねるだけで簡単に交換できるので、お好みのシャワーヘッドを試してみるのもおススメです。

 

シャワーの水圧を強くするには、まず止水栓を確認してみよう!

 

サーモスタット混合栓やシングルレバー混合栓の場合、下の画像のように、混合栓の脚(クランク)部分に水量のバランスを調整する止水栓が付いているものがあります。

 


※青丸の部分が水、赤丸がお湯の調整になっています。

 

この止水栓が閉まりすぎていて、お湯が十分に出ずシャワーの水圧が弱くなっている場合があります。

 

この止水栓はマイナスドライバーで回すことができるので調整(反時計回りで開く)することでシャワーの水圧を強くできる場合があります。

 

 

また、この止水栓部分にはフィルターが付いていてゴミ詰まりによって水圧が落ちていることがあります。

 

その場合には水道の元栓を止めてから止水栓を分解し、フィルターは古くなった歯ブラシ等で掃除することで水圧を上げる(元に戻す)ことができます。

 

 

止水栓の調整やストレーナーの掃除は業者に頼まなくても簡単にできる方法なのでまず最初にやってみるといいでしょう。

 

まとめ

 

今回は、シャワーの水圧が弱い原因やシャワーの水圧を強くする方法についてご紹介しました。

 

給湯器の能力不足については給湯器を交換するなど大掛かりな対策が必要になり、費用もかかりますのですぐに解決することは難しいと思いますが、シャワーヘッドの掃除や、シャワーヘッドを低水圧用に交換したり、混合栓の止水栓を調整したりするのは、費用もあまりかからず意外と効果が上がる方法です。

 

まずは手軽にできる方法から実践して快適なシャワータイムを実現してみてください!

 


 

本日は当ブログの記事をお読みいただき、ありがとうございました。

参考になりましたでしょうか?

 

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よろしければ併せてお読みいただければと思います。

 

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